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心に浮かんだことを記しています。


by tokuanoku
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主人公の女っぷりに恋をする

いやいやいやー、井上ひさしはまったくもって
わたくし好みのお話を書きなさる。
久しぶりに、井上ひさしが読みたくて、2冊購入。
そにうちの一冊「父と暮らせば」(新潮文庫)
これは、昨年あたり、宮沢りえ主演で映画化された。(映画は、まだ見ていないが、)
本は、これがーもうほんといいんですよ!
家の間取りがまず、私のツボを刺激します。
こういう、小さい家って大好き。
写真屋の名が信ちん。雷はドンドロさん。饅頭をくれる人。
設定がいちいち良い。あげたらきりがない。

大きなキーワード3つ
「恋の応援団長」をかってでて、励ますと言うより、けしかける。
強引にけしかけてる。その父が死人という設定。
この父かなり面白いことが言える人。p38あたりのオチうんぬんってくだりは。。。。

「わしの分まで生きてちょんだいよォー」ちょんだいよォ−って!
このまじめ面白い言葉が、私の好きな井上やすし。

で、極めつけが!主人公美津江が最後に言う
「おとったん、ありがとありました。」
ああああああああああー気絶しそ。
好きだ−って抱き締めたくなるねー。

※広島弁がこんなに、まじめ面白く、
かわいらしい言葉だとは知りませんでした。
by tokuanoku | 2005-12-03 02:34 | 日記